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モカマウイ part5
著者: Yuki
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ある時、どうしてもモカだけを大阪へ連れて行かなければならないことがありました。
マウイは家で待っていてもらいました。
ほんの数日です。
あの頃の私は、「モカがいなくても大丈夫だろう」と思っていました。
ところが帰ってくると、玄関へ飛んできたのは、いつもののんびりしたマウイではありませんでした。
血相を変えたマウイでした。
モカの姿を見つけると、一目散に駆け寄り、そのあともしばらくモカのそばを離れようとしませんでした。
私は、その時初めて気づきました。
マウイはモカを頼りにしていたのではなく、モカがいることが当たり前だったのだと。
あれ以来、モカだけを連れて出掛けることはほとんどなくなりました。


